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■お役立ちメニュー:実際に住んだら携帯電話圏外という事例もブログ:16年03月26日


小さい頃、
おいらは親父に対して不満がありました。

おいらは、親父に誉めてもらった記憶がないのです。

親父の言葉で覚えているのは、
「好きにしたらえぇ」「お前やったら大丈夫や」くらいのものです。

おいらにはそれが親父から見放されているような感じがして、
一人ぼっちで心細く、寂しくて惨めな気持ちを感じ、
「誉めてほしい」「教えてほしい」「支えてほしい」といった思いが
満たされることはありませんでした。

そして、
「親父はおいらのことがあんまり好きじゃないんだ、
だから21時も日曜日も家にいないんだ」
「親父が誉めてくれないのは、おいらがダメだからなんだ」
と感じていました。

大人になった今では、
それが真実ではないことを頭で理解することができますが、
それでも、
心では「愛されていたんだ」と感じて納得するまでには
至っていませんでした。

ところが、
すごく重大なことに気づいたのです。

誉められたことがなかったかもしれないけど、
否定されたこともなかったのです。

結構な放蕩男の子であると自覚があるくらいですから、
親父にとって、眉をひそめるようなことが何回もあったことでしょう。
意見したかったこともたくさんあったでしょう。

にもかかわらず、
一度もないと断言してもいいくらい、
否定されたことがないのです。

親父がおいらに言うのは、
「好きにしたらえぇ」だけ。

「否定されていなかった」
それは、
「おいらを傷つけた」「おいらに寂しい思いをさせた」
「おいらに自信がないのは親父のせいだ」
「おいらの求める親父ではない」と、
心の中で何百回何千回とさんざん親父のことを否定し、
責め続けてきたおいらにとって、
雷に撃たれるくらいの大きな衝撃でした。

「否定しない」
それが、親父の愛だったのです。

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