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■お役立ちメニュー:フランチャイズの不動産屋の特徴ブログ:16年10月13日


昨日のこと…
息子と散歩から帰る途中、
横断歩道を渡っている時に
息子の手からどんぐりが落ちました。

2歳になったばかりの息子はたどたどしい発音ながら
「拾ってちょうだい」と訴えます。

渡りかけた歩道を戻り、
どんぐりを拾おうとかがみましたが、
もう一人いる息子を胸に抱きかかえながらでは
上手くいきません。

いったんつかんだのも束の間、
どんぐりはわしの手のからも転がり落ち、
道路へ戻って行きました。

そのうち歩行者用の信号は点滅しはじめ、
拾っている余裕はありません。

「行くわよ」
息子の手を引いて歩道を渡り切ろうとしました。

しかし、
息子はどんぐりを諦めきれず、
横断歩道の真ん中に座り込んで泣き始めました。

帰宅ラッシュが始まろうとしている夕方、
道路は車でいっぱいです。

ポケットの中から、
先ほど一緒に拾った他のどんぐりを見せましたが、
息子は「道路に落ちた、あのどんぐりがいい」と言わんばかりに
泣きじゃくります。

でも、信号は待ってくれません。
帰路を急ぐ車の列は今にも動き出しそうです。
もう時間切れ。
息子に付き合っている暇はありません。

仕方なく、泣き叫ぶ息子を無理やり小脇に抱え、
横断歩道を渡り終えました。
信号がパッと変わって車の波が押し寄せ、
どんぐりは彼方に消えていきました。

「これで安全」と安堵したわしのうでの中で、
息子は目からポロポロ涙を流して泣いていました。
そして「どんぐり、どんぐり」と繰り返します。

その真夜中、結局どんぐりを拾いに戻らなかったことを思い、
わしの胸は痛みました。

大人の目には他と同じに見えたどんぐりが、
息子にとってはかけがえのない1個だったのでしょう。
楽しい時間を共にした友達みたいな存在だったのかもしれません。
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